「ヤングタウン土曜日」
オープニング
14 日に誕生日を迎えた高橋愛さん。先週、高橋さんから(リスナーの要請を受けて)要求を受けていた大御所二人ですが、当然のように忘れるさんま師匠と、要求通りしっかり安物の腕時計を持ってきたショージさんと、その態度は対照的。師匠曰く、「ショージを見て慌てふためいた」そうですが、特に反省の色はありません。
その高橋さんも 21 歳。17 歳の頃からヤンタン出演を開始していたということで、この 5 年間を振り返り、ショージさんはしみじみ
「ごめんなさい、あげたもの少なくて」
振り返ってみると、意外にもあれだけ親密(?)なのにも関わらず、ショージさんが高橋さんに何かをプレゼントしたことは皆無であることが判明。因みに、安倍さんと保田さんにはあげたことがあります(前者には横浜ホテルのポーチ、後者にはオレンジのマフラー)。
対して、これだけ忘れまくってるのにも関わらず iPod やらブレスレットやら、意外にもプレゼントをしてきているさんま師匠(全部、貰い物か事のついでですが)。この事実に気付いて、「やっぱり、(比べると)お前の方が酷いねん」とショージさんを見事な棚上げっぷりで批判しようとする師匠でしたが、ショージさんは即
「いやでも、あげるあげる言うてる率は凄い多いですよ」
高橋さん「凄い多いです!」。ついでに道重さゆみさんも横で失笑。
しかし、さんま師匠的には「iPod」や「ブレスレット」がとんでもない大恩らしく、「あげたやろ!」「見てみ!?」を連呼。ここまで「恩着せがましい」を忠実に具現化する人間を僕は知りません。が、そんなに恩着せがましい癖に、高橋さんが「あ、あとネックレス貰いました」と言うと
「……ネックレス?」
着せるなら覚えとけよ。
本気で覚えていないらしく、高橋さんがいくら形状を説明しても「俺違う」「俺、ネックレスなんか買わへんもん絶対」と断固否定。なのに、高橋さんがダメ押しで「ニューヨークのお土産かなんかで……」と言った途端、
「そやそやあげたあげた」
自分の発言に責任持てよ!!
そんなこんなで、めでたく 21 歳になられた高橋さん。そんな高橋さんには、お母さん、そして番組スタッフでさえ、誰一人ケーキすら用意してくれなかったそうです。高橋さんは大殺界かなんかですか?
高橋さんの誕生日を忘れてしまったことを、一応謝罪するさんま師匠。その理由として、「長澤まさみを泣かせてしまった」と語ります。何でも、ドラマ撮影中に長澤さんにハエが止まり、その様子を見てこう言い放ったそうです。
「ハエが止まるなんて、ウンコぐらいやなぁ」
更に、「ウンコじゃないですよ」と言い返してきた長澤さんに対して
「なら、心がウンコやなぁ」
何か恨みでもあったんですか?
さんま師匠的には「『誰がウンコやねん!』って返せば済む話」だったらしいですが、それ以来長澤さんとの間に挽回するのに 3 ヶ月ぐらいかかる亀裂が入ったそうです。曰く、「『長澤、俺に惚れてきとんな』っていう手応えがあった矢先」とのこと。バーカ。
この亀裂を前に、「この恋はお仕舞い」とようやく現実と向き合い始めたさんま師匠。曰く「頑張っても報われない恋に頑張る程野暮な男じゃない」とのこと。今までのお前だけどな!!
さて、たかだか「ウンコ」程度で亀裂が入った長澤さんに対し、毎週毎週「親方」と呼ばれ、ついにはそれ専用のコーナーが立ち上がってしまったのにも関わらず、へこたれずに笑顔でいる道重さんに、今更ながら感心するさんま師匠。
因みに、事情を知らない方のために説明をしておきますと、夏休み中の放送にて、帰省して実家で食っちゃ寝食っちゃ寝の生活をしてきた直後の収録だったため、道重さんはまるまるとふくよかになっておられ、しかもタイミングの悪いことにその頃は朝青龍問題ド真ん中ストレートで、さんま師匠はその頃“旬”だった記者会見を開いてあたふたしていた「親方」とかけて、ふくよかになってた道重さんを「親方」と呼ぶようになったのです。
本人曰く、「最初は辛かった」そうですが、今や自分のコーナーにまでなったということで、
「寧ろプラスに行ってよかったです」
泣けるでぇ……。
今まで散々芸能人を泣かせてきたさんま師匠ですが、意外にもモーニング娘のメンバーは誰も泣いておらず、そのことを「偉い」と急に誉め出す師匠。因みに、モーニング娘以外だったらあさみさんやりんねさんが嵐のように泣かされておりました。
しかし、表面上は泣いてないだけで本人達からすれば泣きたいときは数多くあったらしく、高橋さんにとってそれは
「あたしだって、コーンヘッドって言われたときは相当凹みましたもん」
道重さんも「親方」が最初はコーンヘッド並に心に突き刺さったそうですが、今は「もう開き直りました」とのこと。そんな健気な道重さんに、さんま師匠
「道重、痩せてきた!」
何故その優しさをもっと他のことに使えないんだ!!
前略のコーナー
リスナーから、「道重さんが自分のラジオでショージさんの話をしていた」というチクリが到着。曰く、
「会ってみて面白いと分かった」
どんな上目線だ。
何故かアンケート類が二つ続き、一つ目は「今、無くなったら困るもの」。某番組ではダントツで「ケータイ」だったそうですが、ヤンタンメンバーは一様に悩みます。全員ケータイが無くなっても困らないとのこと。さんま師匠は「アリンコ」(精力剤)、ショージさんは「玄関」、そして道重さんは
「お姉ちゃん無くなったら困ります」
「そんな質問ちゃうねん……」と低〜い声で師匠に注意されても、何故か怯まない道重さん。ショージさんに「使うものとか……」と言われ
「使ってますお姉ちゃんは」
誤解を生むぞ。
二つ目は「地球最後の日に過ごしたい人は?」。さんま師匠は「(男は)どうしても異性になる」と主張。曰く「エッチは要るやろう」とのこと。対して道重さんは「男の人だったらさんまさんしか思いつかない」と禁句を発します。
これにしっかり食い付いたさんま師匠、「キスでもしといた方がいいんちゃうか〜って話しになるで」と決めつけ、それを拒否されると
「お前、キス無しで人生終えてええのか!?」
それを肯定されると
「嘘や! それは嘘やわ」
頭ン中ピンク色か。
更にエスカレートしていく師匠は、「やってあげるって」「何かしてあげるね」「ちょっと目を瞑ってれば終いやから」とド真ん中セクハラを展開。その極みが、最後の最後で
「俺と過ごすんやったら知らんで。そのつもりでいとけよ」
具体的には「絶対キスする。『ン〜〜ッ!』てやる」とのこと。くたばれ。
道重親方のコーナー
コーナー主旨を簡単に説明すると「ボクの家の面白家族」なのですが、もうこれが死ぬほどヌルくてショボく、はしゃいでるのがメールを読んでる高橋さんだけという驚異の様相を呈しておる上に、道重さんがアホ過ぎて、メールの主旨を理解できないなどグダグダの極み。そんな状況を嘆いてショージさんは
「自分とこでやれよ……」
同感。
村上ブログのコーナー
誰にも望まれず創刊し、光の速さで廃刊した「コミックヨシモト」。先週からこの話題になると終始半笑いのさんま師匠でしたが、今週は輪を掛けて半笑いでした。曰く「 4 コマぐらい描いておけば良かった」。
リスナーを癒せませんのコーナー
相変わらず不評の高橋さん。さんま師匠に「お前、間空けんよなぁ」と注意され、間髪入れずに
「空けませんねぇ」
てめぇコノヤロウ。
レギュラー交代以降、高橋さんは実力は据え置きなのにどんどん要求ばかりがキツくなってきており、今週に至っては「こんなに出ちゃった」という台詞でのシチュエーション説明が
「こんなに出せて幸せ! ってことや!!」
ショージさん失笑。
エンディング
道重さんはお姉ちゃんとよく服を兼用しており、そのことを「おもやい」と表現するそうです。山口弁かと思われるのですが、結局結論が無いままフワ〜っと終わりました。