「めちゃ×2イケてるッ! 10 周年 SP 」

 今までのバカオールスター( + 転校生の代わりに江頭)で久々の「中間テスト」。

 とにかく、辻希美さんがアンモナイトの化石に名付けた「マルマルンゲアー」という名前がカッコ良すぎてカッコ良すぎてたまりません。何その新種ヒーロー。いや、ロボでもいいな。「電光巨人マルマルンゲアー」とか。きっと流線形の装甲を持っているに違いない。きっと変形機構も持ってるね。 3 形態ぐらいあるね。「スカイマルマルンゲアー」とか「ドリルマルマルンゲアー」とか。

 三葉虫の化石に名付けた「ゲジゲジン」は昭和仮面ライダーの怪人みたいで別の味わいがあり、とにかくこのパートでの辻さんの回答が心に残りまくりで御座います。全く、こういうところを拾って VTR のひとつや二つ作らなんでどうする!(どうもしない)

 そこ以外は、流石にバカが勢揃いしているだけあっていつも通り楽しませて頂きました。まぁ、「不発と分かっていて江頭をキャスティング」というとこには相変わらずこの番組の悪い意味での底意地の悪さを感じるし(どうせなら駄目もとで中居とか呼びゃ良かったのに)、いくら「リベンジ」だからと言ってある意味江頭以上に弄りようの無い優等生が不必要に居るのはどうなんだ、とか不満が無いでは無いですけど、ま、どうせその辺の理屈はもっと頭の良い人達がこねるんだろうから考えないでおきます。

 一番大きく感じたのは、結局レギュラーメンバー + バカという構成なので、「岡女」とか「ほぼ全員がゲスト」の回とかと比べると、回答が「普通」か「バカ」の両極端になっていて、どこにも「フリ」になるような人物が居なかったのは、少々大味かなぁ、と。番組内で言うところの「次々ホームラン狙ってバッド振りまくってる」ってだけだから。ま、それも「 10 周年スペシャルだし」と言えばそれで片付けられなくもないですけど、もう少しじわじわ来るのも欲しかったな、などと思った次第です。ま、どうでもいいんですけどね(懐かしい)。

 それにしても、相変わらずの「完全版は後ほど!」の手法は最早しょうがないにしても、せめて騙しの過程ぐらい見せてくれても良いんじゃ……。ある意味、この辺も大味ですよね。「ドッキリに引っ掛かってる様子を見せておいて、最後にドーンと扉が開く!」というカタルシスゼロなわけだし。どうせ後日放送にすんだから、「やべっち寿司」をそっちに回して欲しかったな。