「やぐちひとり」
新聞のラテ欄の番組説明。いつもは番組スタッフが作ってるそうですが、今回はやぐちひとりが考えてみることに。因みに、ボディーパーカッションの回は「 TV の限界に挑戦」だったようです(視聴率自体は五輪の裏なのに結構良かったらしい)。
まだ何もしてないのにラテ欄を考える二人。「ラテ欄に嘘はいけない」ということで、ここで決まったラテ欄の内容は必ず実行という約束をした上で、次々に発案するやぐちひとり。
劇団案「矢口、ブタの里親を希望!」
矢口案「春樹がいきなり脱いだ!?」
劇団案「矢口がケツを出すのを制止」
矢口案「ついに海外進出!ハワイへ」
劇団案「矢口がメスゴリラに説教!」
個人的には「ブタの里親」と「メスゴリラに説教」を推したいですが、「視聴率が取れそうなもの」を基準にして、都合の良いときだけ主任扱いな矢口真里さんが苦悩と劇団との相談の末、選んだのはなんと「ケツ」(因みに、実際の新聞では「ケツ」の部分が「○○」になってた)。
というわけで、「必ず実行」というお約束通り、オープニングで矢口さんが突然「ケツを出します!」と宣言、劇団ひとりが「ダメダメダメ!!」「もう〜無茶苦茶だな〜!」と制止、というミニコントが繰り広げられるのでした。
こんな感じでラテ欄の内容が終了。矢口さんは「この後も面白いですよ」と妙な付け加えを始め
「だから(チャンネルを)回さない下さい」
ケツやっちゃあね。
気付けば去年の夏以来らしい「ホラー川柳」のコーナーに楳図かずお御大( + 猫目小僧の人形)が登場。やぐちひとりは、去年の夏以来のショボショボヘッドセットを付け、楳図先生は猫目小僧のお面を付けてコーナー進行。因みに、楳図先生はいつもの手のフリップを常備、お陰で怖かったら三人で「ぎょえー−!」と腕を突き出す、という妙な決まりが出来ました。
まずは楳図先生の作品を披露。
「藁人形の五寸釘 転んで自分に 突き刺さり!」
「お前のは臭すぎる! 便器の中から声がする」
怖いとか怖くないとか以前に川柳じゃないのですが、劇団をそこをツッコまれると先生は「早口で五七五に収まるように」。早口で言っても字数は減りません。
今回発表された投稿作品 3 つの中で個人的に好きだったのは、「綱引きで 引っ張られたのは 俺の腸」という川柳に付いた、この前置き。
「よくウソを付く友達から聞いた話です」
これに加えて、「腸って長いからね」と俄に盛り上がる楳図先生と劇団もまたいとおかし。
結局、楳図先生はこれを最優秀作品に認定。最後は「サバラ〜」のポーズでお終い。何だかよく分かんない時間帯でした。