「さんタク」

 今回、一番驚いたのはさんま師匠が「逃した魚は大きいぞ〜♪」とモーニング娘の曲を歌ったり、「お腹ビチビチやねん」と藤本美貴さんの十八番モノマネをやったりと、やたらヤンタンネタを投下していたこと。たった二つだけで「やたら」も無いだろう、と思われるかも知れませんが、これは非常に珍しいことです。ましてやヤンタンレギュラーの誰一人居ない場所でやるなんて、過去に松浦亜弥さんのお母さんが自分の追っかけだった自慢ぐらいしかありませんし。

 だから何だって話ですが、取り敢えずリスナーとしては嬉しかったです。特に、さんま師匠曰く「貰って一回聴いたら捨てる」というモーニング娘の曲を歌うなんてのは、ほぼ皆無でした(特に、二代目レギュラー以降は)ので。余程印象に残ってたのでしょうか。

 しかし、今回はどの企画もある程度ゲーム性があった上に、どの企画も画的に割とカッコ良かったので、今までのシリーズでは一番面白かったです。アメフトキック対決なんか、無茶苦茶カッコイイ! と思ってしまうクチです僕はどうせ。久々に「スポーツでマジになりすぎて無口になるさんま師匠」も観られましたし(しかも負けてる)。

 放送前からずっとさんま師匠が推してた「トビイカ釣り企画」は、結局途中、さんま師匠が指摘してた通りマグロ釣りにいつの間にかシフトするし、名人のキャラが良すぎる(本人は殆ど喋ってないのに)し、肝心のトビイカ遠くの方で跳ねただけで、あとは釣ったものを鑑賞、という状態だったので、さんま師匠が感じていただろう興奮は伝わって来なかったのが残念。

 まぁ、男三人(名人含)の地味なトークは面白かったので、それでいいかな。あと、つい最近紳助も松本とイカ釣りに行ってたので、そのシンクロ具合もちょっと楽しい(誘った方より誘われた方が夢中になってる辺りもシンクロ)。

 「彼女探し」企画に関しては、もうこれ以上その人を変に惑わせないで欲しいなぁ、なんて思ってのであります。僕は親か。本当に付き合うんだったら大歓迎だけど、そんなわけないしねぇ……。例の「 26 日にオーストラリアに行くと聞いてショックを受けて泣いた女」が、今回選ばれた人だったら文句無しなのに。

 裏の「所萬遊記スペシャル」と取っ替え引っ替えで観てたので、あとでビデオでちゃんと見返そう。