「ヤングタウン土曜日」

 正月番組「さんタク」の収録で宮古島へ「トビイカ」を釣りに行ってきたさんま師匠。その話を聞いて、オランダの釣りロケでヤラセをやろうとしてさんま師匠に烈火の如くキレられた話を思い出したショージさんは、続けて「明石家電視台」での北海道ロケで、カーリング対決で若槻千夏を号泣させたこともついでに話し出します。

 その話を受けて、さんま師匠はつい最近も「からくり」のロケで小倉優子を泣かせた上にトイレに 2 時間立て籠もられた話と、その昔「から騒ぎ」の「説教部屋」にレポートに来た女子アナの頭を(「説教部屋」のノリで)ピコピコハンマーで殴ったら泣かれた話をします。

 その女子アナに寄ると、お嬢様育ちで、そのときのピコピコハンマーが「初めて人に殴られた」から泣いたのだそうです。この話に驚愕する藤本美貴高橋愛コンビ。その様子に、さんま師匠は「お前らもそう無いやろ?」と問いますが、高橋さんは

「いや、うちゲンコツでしたよ」

さんま師匠「やっぱり貧乏な家はええねぇ」。何でも、人様の前で妹と喧嘩するとお父さんからよく怒られたのだそうです。さんま師匠に他に理由を問われると

「喧嘩とか……喧嘩ですね殆ど

二度手間。

 が、続いて問われた藤本美貴さんの答えは

飛び蹴りとか全然普通にされてました

茶碗洗い当番をしなかったり、洗濯物を畳まなかったり、靴を並べなかったりしたら飛び蹴りとか殴られたりしたそうです。非常にそれっぽいですね。フジモンなら普通にその飛び蹴り避けてそう(どういうイメージ?)。

 紅白出場歌手が決定ということで、モーニング娘が 8 年連続出場を伝えるメールに「そうです」と同意する藤本・高橋コンビ。しかし、さんま師匠は何故か「お前ら途中からやないか」とキレ、続けて

ええカッコすんな!

何その理不尽。

 で、その紅白出場歌手の大半を知らないさんま師匠。「m-flo」や「グループ魂」等は勿論、「D-51」を「デゴイチ」(それって……)と読むし、「スキマスイッチ」を「コブクロ」と勘違いするし、この辺ある意味正しい半世紀ちゃんです。

 そんな中でも、名前知ってる連中に注目するさんま師匠。「Def Tech」に関しては「出ないで欲しかったけど、山本くんはええ奴やからなぁ」(どこで会ったの?)、森山良子に関しては

「『さとうきび』やったら俺要らんかなぁ……

その頃あんたオーストラリア行ってるでしょ。

 そして、紅組の面子を眺めながら

由紀さおりさん出ないの?

スタッフ爆笑。あんたら酷いぞ。

 紅組にゴリエ、白組に和田アキ子が居るということに関しては「ベタなネタするなぁ……」「ゴリエを女の方に入れたらネタが活きてこない」「笑いを分かってない」とかなり不満に思っているさんま師匠。まぁ、まず間違いなく「m-flo」名義だからかと思いますが、さんま師匠は「どうせゴリエと対決させてネタさせるに決まってる」と決めつけています。果たして。

 年末年始は、さんま師匠もハロプロも大忙しの模様。その所為で、今年はさんま師匠のスケジュールが合わず「Happy Xmas Show!」は無しになったそうです。残念なような、どうでもいいような……。

 そして、年末年始のスケジュールがオーストラリアだけしかないと思われていたショージさんも今年は忙しいらしく、つい前日もほっしゃん。とヨシモトファンダンゴの番組を撮っていたそう。そのとき、ショージさんはほっしゃんにこう囁いたそうです。

「ほっしゃん、お前再来年紅白の司会ちゃうか?

そしたらほっしゃんは「頑張ります」言うたそうです。さんま師匠も「今回のみのさんで顔が綺麗じゃなくてもやれるということが分かったからほっしゃんでも行ける」と同意。

 因みに、「来年」ではなく「再来年」なのは、来年は誰かクッションを置くからだそうです。ショージさんが言うんだから、きっと再来年には国営放送でうどんがほっしゃんの鼻腔を通り抜けることでしょう(どの立場?)。

 リスナーから「番組のことを反省したりするのか」という質問を受けた藤本・高橋コンビ。本人達曰く、「『大変だよねー』とかは話すけど、練習は評価できないからしない」から「いっかー」ってなるそうです。あ……諦めの境地……!さんま師匠とショージさんは「どうせ行って怒られとけって?」と逆に大笑い。

 他のレギュラーに関しても訊こうとしますが、後藤真希さんのことを訊いた後、何故か安倍なつみさんを思い出すさんま師匠。「なっち、どう言うてんやろなぁ……」としみじみ呟いた後、余計なことを思い出した顔になって笑い出したさんま師匠にいち早く気付いたショージさん、久しぶりのあの口調で

「これ! もう! 何も言うてませんなっちは!!

「なっちは元気かな、って思っただけや」とニヤケ顔で言うさんま師匠に対し、必死でフォローするショージさんは続けて

「大人っぽくなったなっちとか言って出してましたおっぱい

言葉を選べ。

 ところが、さんま師匠が「(なっちは)良い胸してはるよね」としみじみ言うと、藤本さんは「はい」と素直に同意。ここで素直に止めなかったために、さんま師匠は加速。「正面座ってたときずっと胸見とった」とセクハラ告白をした後、藤本・高橋に向かって

「お前らは残念。初日で見ナクナッタ

興奮したのか何なのか、後半エセ外国人みたいになるさんま師匠。ここで興奮は収まらず、続けて「山好きな人は高い山の方が好きって分かるよね」と言い、それに対して高橋さんが「山あり谷あり」と訳の分からない反論(?)をすると、「お前は谷無いねん」と続けて

「お前は山無し玉無し……玉無しちゃうわ。玉無しやけどな」

落ち着け。しかし、安倍さん……久々に話題に上ったかと思ったらこんな話題……。一回でいいから帰ってきませんか……。

 先週、高橋さんのドッキリに仕掛けられた話に絡めて、昔さんま師匠が「笑っていいとも!」で「タモリさんが遅刻したので、代わりに『ウキウキウォッチング』を歌わされ、タモリさんが客席から登場」というドッキリに仕掛けられたという話を聞かせて上げて欲しい、というメールが到着。

 何でも、さんま師匠自身は「あのおっさんがとちるわけがない」とドッキリであったことはすぐ見抜いたそうですが、タモさんとはずっと歌っている間、目が合っていたのに客席から出てくるまで気付かなかったそうです。

 さんま師匠曰く、タモさんは「オーラを消す達人」だそうで、有名な「さんま夫妻宅での餅つき大会で 2 時間以上タモリだと気付かれず、大竹しのぶさんに『タモリさんいつ来るの?』と言われてしまった」という話でも、特に怒ることも無く、低いテンションで「これ、美味しいから持って帰る」と袋に餅詰めてトボトボ帰り、後日の「いいとも!」で「あれ楽しかったなぁ……」と言っていたのだそうです。

 こんなタモさんエピソードに「かわいいタモさーん!」とはしゃぐ藤本さんと高橋さん。うむ、愛しきおっさんである。そんなタモさんも酒を呑むとパンツ一丁になったり、SMの女王になったり、鞭持って自分のこと叩いたりするんだそうですが、それでも「解散!」と言うとすぐに素面に戻って、片付け等を気遣った後、スーッと帰り、後日にやっぱり「楽しかったなぁ」って言うんだそうです。

 「そういう風だから『いいとも!』が出来る。CM中にすぐ切り替えられるから」とさんま師匠はタモさんを絶賛。それで終わっときゃいいのに、先日「お台場明石城」に「いいとも!」月曜日を担当しているディレクターが来たそうで、そいつに

「週刊誌に寄ると『いいとも!』の司会、俺って書いてあったけどタモリさん辞める言うてんのか?

それに対するディレクターのリアクションがおかしかったらしく、「なんかあるぞあれ。駄々こねてんのかなぁ……」と邪推するさんま師匠。邪推は極まり、ついには

「今やる言うたらな、出来んねん『いいとも』

世迷い言を言い出します。そんな甘い考えのさんま師匠に「帯ですよ?」「朝大変ですよ?」と何故か諦めさせようとする玉井さんと藤本さんと高橋さん。まぁ、さんま師匠に生活リズムじゃまず無理かと思われます。

 そんなさんま師匠に対して、ショージさんはこんな代替案を提案。

ほっしゃんにやって下さいよ

地味に推されまくるほっしゃんでした。

 先日、某大御所芸人さんが「メントレG」の「楽屋訪問コーナー」で通りすがるだけのポジションでスベリ倒していたという報告が到着。何でも、番組からは「このコーナーに 5 回出たら本編出す」という約束だったらしいのですが、今回で既に 6 回以上出てるのに未だにこのポジション。某大物芸人さん曰く、

「やっぱり本編は怖いみたいです

勇気出そうよ「メントレG」!

 何でも、「メントレG」のディレクターはさんま師匠の舞台を毎回観に来る程のファンなんだそうなんですが、一向にさんま師匠とその某大御所芸人さんを使う気配が無いんだとか。さんま師匠が予想するに「放送局に『ショージさんはさんまさんしか突っ込めない』というイメージが強い」とのこと。

 さんま師匠に「一人で出来るのにな」と振られた某大御所芸人ことショージさんは「そうですよ」と胸を張り、続けて

「昨日なんかはほっしゃんにちゃーんと扱って貰ってましたからね

さんま師匠に「普通、後輩には扱って貰うんじゃなくて扱ってあげなきゃいけない」と至極当然のことをツッコまれたショージさんは、「昨日はちゃんと僕が回してましたから」と付け加えますが、さんま師匠は

目を?

そう言って、さんま師匠は「困ったベテラン芸人やなぁ……」としみじみと一言。ショージさんはまだ言い訳を続けようとするも、さんま師匠の「(コーナー)おしまい」の言葉で掻き消され、ベテラン芸人らしからぬショージさんの「あっ……」という呟きでコーナーは終わってしまうのでした。ショージさん……。

 今週の「ヤン土ボケ講座 featuring ショージ」のコーナーは、高橋さんが好調、藤本さんが絶不調というちょっと珍しい構図に。高橋さんの良いフリを、藤本さんが全部潰すというダメ振りに、さんま師匠は「ボビー×曙」の記事に

「これからダメなときは胸触ることにする!

当人達に「嫌です」と言われれば「ほうら見てみろ!」と開き直る本気っぷりを出すも、相変わらず藤本さんはダメダメ。ショージさんは「紅白出さんぞ!」と怒り、続けてさんま師匠は

男闘呼組で出るぞ

なんでそのチョイス?

 しかし、ついでにショージさんもダメで、そのあまりにダメダメ天国にさんま師匠が「高橋お前良かった」と誉めるとショージさんが「ありがとうございます」と言うなんかよく分からない感じになり、最後は高橋さんから新曲DVDを貰っても「要らん!」と当たり散らすさんま師匠でした。いつになったら、このコーナーに怒号が響かなくなるのでしょうか……。

 因みに、このコーナーの最初のお題で、藤本さんが「う」で悩んでいたときに、ショージさんが「マンボ!」とボケた後、誰にも気付かれないひっそり小さな声で「ちゃっちゃちゃっちゃ」とマンボを口ずさむ高橋さんがちょっとかわいかったです。

 その「ボケ講座」と同様、全くダメな「リスナーを癒せるかな?」のコーナー。ついには今週、さんま師匠が「『癒せません』にせぇ!」と宣言してしまいます。そんな状況でも、大人しく「はい」と言うだけの高橋さんと藤本さんにまたキレたさんま師匠、「悔しがらなあかんねん」と怒ると、すぐに高橋さん全く心の込もってない棒読み

クソー

その反応の早さだけでも誉めて上げて欲しいものですが、当然そうはならず、これにキレたさんま師匠は「胸触る」と再び宣言し、更に

びみょ〜〜に触る! それが一番応えるやろ!」

この宣言に、ショージさんは注意するのを忘れて「先生、殻破りましたね」と感心してしまうのでした。

 その宣言も虚しく、いつも通りダメなだけの藤本さんと高橋さん。普通にダメな藤本さんに、子供アニメキャラになってしまう高橋さん。またしてもキレたさんま師匠は「胸出せ」と言い、何か動作を開始。それを見て、藤本さん

「何で鉛筆で刺そうとするんですか?

何をしようとしてるの? 結局、この後触ることもなく、「お終い!」とさんま師匠が諦めて終了。このコーナーも、もう長いこと良い話を聴いておりません……。

 いつも通り、高橋さんの無感情「リスの日です」リピートな微妙に怖い「リスの日」告知CMを挟んでエンディング。来年の仕事の話が既に来だしているそうで、既にレギュラーや新番組やドラマなど、既に半分は決まっているんだそうです。

 対して、ショージさんは

5 月に釣りに行こう言う、それだけ今」

最初に決まったスケジュールがまさかの行楽なショージさんは、 5 月に再び宮古島に行くさんま師匠に勝手に付いていくことにして、来年二つ目のスケジュールをこの場で決定してしまうのでした。来年こそ、ショージさんが多忙になりますように……。