「第2日本テレビ」

 ゲストは室井滋

 で、今回、土屋さんが室井さんに説明した内容と、この間人に見せて頂いた松本人志との対談の内容から、僕は大きな勘違いをしていたということが分かったので、この場を借りて訂正します。すいません。

 土屋さんが想定している「第2日本テレビ」のシステムは、要するにこういうことらしい。

  • コンテンツは、独自のものから過去の番組など多種多様(の予定)
  • ジャンルも多種多様
  • 1 コンテンツに付き、99 円払う
  • 入会が必要
  • 入会者には特典で 1000 ポイント(=円)が付く
  • 「抽選所」などでポイントを貰えたりする
  • コンテンツは、ダウンロード後 7 泊 8 日で観られなくなる
  • その間は何度でも観られる
  • その期間経過後、また観たい場合はまたダウンロードできる
  • それを永久的に繰り返すことも可能

 僕はてっきり、「公開が 7 泊 8 日」だと勝手に勘違いしていて、故に「それは勿体ない」などと書いたわけですが、実際は「ダウンロード後、7 泊 8 日」で「お金さえ払えば半永久的に観られる」という「オンラインのレンタルビデオ屋」的計画なんだそうです。可能かどうかはともかく、計画としてはそういうことらしい。

 そういうわけで、先々週ぐらいに僕が書き散らしたことの大半は勘違いを重ねただけということで、本当にごめんなさい。

 だったら、僕個人としては別に反対する理由はないかなぁ……という感じ。僕の希望はすごーく単純で、「見逃した」の解消のみですので。決済に関する不安とかは相変わらずありますが(あと、地味に「Macで観られなかったら……」というのも)、「お金さえ払えば半永久的に観られる」というのは、この前書き散らした理想そのまんまですし。もし、これが全部計画通りに行くとしたら、の話ですけど。サービスとしてどうか、とか商業的にどうか、というのは、僕は知識不足で何も言えません。

 ただ、「だったらレンタルビデオ屋に出してくれよ」という疑問にはどう答える気なんだろう、とは少々思います。土屋さんが言うところの「買いに行かなくていい、その場で買って観られる」というのは、敷居を下げたことにはならない気が……上手く説明出来ませんけど、あんまり大した違いを感じないというか。手続きして、オンラインでお金払って……って、慣れてない人からしたら結構な敷居な気も。分かりませんけど。

 結局最後は、やはり所有欲をどう満たすか、というところなんでしょうね。今回、室井さんも「所持は出来ない」ということを土屋さんから説明を受けたとき、若干疑問に思った感じでしたし。でも、もう既に来週に公開が迫っていて、システム的な話は既に固まってるっぽいからなー……。

 心情的には、この「第2日本テレビ」の成果如何によって、他の局の動き方にも影響が出ると思いますので、応援はしています。