「くりぃむナントカ」

 「ライバルは自分選手権」。

 前日に、虚偽のライバル達と競うために収録した競技と同じ競技をし、「昨日の自分に勝てるか!?」を競う企画。面子は、上田晋也ルービックキューブ)、山口もえ(こよりでくしゃみ)、長州小力(丸太切り)、次長課長河本準一(水中息止め)、ペナルティ・ワッキー(逆立ち 50m 走)。

 番組では、前日のVTRと当日のVTRがシンクロして対決してる画や、嘘とは知らずに意気込みを語る画、そして前日の自分に宣戦布告する画が面白かったぐらいで、そう大したもんじゃなかったのですが、この企画、よくよく考えると結構深い企画だな、とふと思いました。

 芸人という人種は、常に「昨日より面白い」ことを求められるわけで、こうやって「昨日の自分」と対峙し、具体的に勝っていくことこそ、お笑いブームも下火なこれからに求められることなのかも……。

 まぁ、そんなことは有田のニヤケ顔からは全く想起されないわけですが。