「ヤングタウン土曜日」

 久々にやって来た後藤真希さんを前に、いきなりさんま師匠、

「なんか今日、顔気持ち悪いよ

曰く、目元以外メイクをしてないために変だったらしい。だからって「気持ち悪い」って……。

 そんなノーメイク同然の後藤さんに対して、カッチリメイクしている柴田あゆみさん。曰く、「自信がない」そうで、常に隈があるんだそうです。「じゃあ隈があるからメイクしてるんだ?」とさんま師匠が訊くと

そうでもないですけど

どうしたら満足なんだ。

 1 年半ほど前、「オシャベリの殿堂」に後藤さんが出演した際、後藤さんが自信満々に出した「カレーライスパン」(カレーをトーストに乗せただけ)をさんま師匠が酷評したという話をリスナーに蒸し返された後藤さん。それを受けて、後藤さんはこう言い訳、

「スタッフさんの作ってくれたカレーがあんまり美味しくなかった

人の所為かよ。

 責任を他人になすりつける最低な行為をしてる後藤さんですが、その腕は凄まじいらしく、なんとルーから作れるそうです。こういう話の流れになったら、もうお決まりのように貶められまくる柴田さん。今回も当然の様に、柴田さんは何にも言ってないのにさんま師匠、

つくづく可哀想

反論すりゃいいものを、柴田さんは「調味料とか無いですもん」と同調。柴田さんの台所には、塩にこしょうに醤油に、あとごま油ぐらいしか無いそうで、思わず玉井さん

男の部屋みたいや

まぁ、その少ない調味料で色々作るのが男の料理ってもんでありますが、柴田さんは根本的に才能が無いとさんま師匠断罪。ご愁傷様でーす。

 そんな柴田さん、ファンクラブのイベントで、何故か鶴光の「ええか、ええか、ええのんか」をモノマネしたんだそうです。お前、意味分かってる? 曰く、テレビCMで観て

「あ、これ出来る

と思ったんだそうです。その割にクォリティ激低でしたけども。続けて、「ビートたけし」のモノマネも披露しますが男性陣が怒れるクォリティ。さんま師匠は「殴るぞ」、ショージさんは「いい加減にせぇよ」、玉井さんに至っては

どこに才能あるんですかね

柴田さんは何で芸能人なんでしょうか。

 柴田さんの生ゴミ扱いは続きます。コンサート会場で売ってるDVDマガジン(何?)での闇鍋パーティ(何してんの?)で、揚げ巾着の中にイチゴやらパイナップルやらが入ったのを食って「普通に食える」と言っていたらしいとリスナーから報告が。

 ところが柴田さん自身は、「もっと『不味い!』リアクションした方が良かったのかなって……」と妙な悩みを訴えます。さんま師匠、

ダチョウ倶楽部やないからね

何? 生ゴミの次はヨゴレ狙い?

 味覚がおかしい柴田さんは、来てる服もセール品(さんま師匠曰く、「大昔、伊豆でおばあちゃんが着てた服」)。後藤さん、さんま師匠、玉井さんが結構な高級ブランドの服を着ていた所為で、ショージさん以下の扱いを受ける柴田さん。極めつけはさんま師匠、

何もかもおかしい

何だか既に生きてる価値さえ否定です。

 「カジュアルディナーショー」なるものをするという後藤さん。そこで、リスナーからの提案でヤンタンネタをすることに(東京公演なのに)。最初に提案されたのはこれ。

「私も今年色々ありました……若貴……」

この他、世界陸上」の織田裕二モノマネなどが伝授されますが、実現は微妙なところ。行く方おられましたらご報告を。

 折角の「ディナーショー」ということで、さんま師匠は「ごっちんが料理作ってあげればいい」と提案します。が、後藤さんは

ハッハ

鼻で笑うのでした。何? 馬鹿にしてんの?

 今までは別コーナーで誤魔化されていましたが、今回とうとう後藤・柴田コンビによる「ヤン土ボケ講座featuringショージ」のコーナーが実現。何だかこの面子だけで「凄惨」と言う言葉が頭を過ぎりますが、初回ということで、最初はさんま師匠も優しめにレクチャーし、最初は意外に無難に終了。

 が、二つ目のコーナーでは柴田さんが震えて唇乾いて噛みまくり。何? もう番組が恐怖なの? その上、柴田さんは「ダッシュで走った」、後藤さんは「ショージさん光った」だとか、日本語としておかしい言葉を連発。やはり惨敗なのですが、何故か後藤さんは強気。オチを貶されれば

オトしました

と堂々と宣言し、フリを貶されれば直前のショージさんを指して

「じゃあショージさんはどうなんですか!

と責任をなすり付け、一向に反省せず。柴田さんも「そのボケはダメ」と言われても何がおかしいのか全く理解できないという最悪の状態。案の定、さんま師匠は最終的に「もうやめ。もうお終い」とコーナーを投げてしまうほどのダメっぷり。そのあまりのダメっぷりにショージさん、

愛ちゃんと美貴ちゃん、上手かったなぁ……

思わぬところで誉められるお二人でした。早く帰ってきて下さい。

 「ボケ講座」ではダメダメながら、後藤さんだけは名誉挽回のチャンスである「リスナーを癒したい!」のコーナー。相変わらず「ごっちんと比べられて可哀想」と柴田さんに言うさんま師匠。「柴田もそう捨てた女じゃない」「柴田はかわいいのに」と思わぬ誉め言葉に喜ぶ柴田さんでしたが、さんま師匠曰く、

「柴田とべーやんが一緒だったら柴田を持ち上げる

え? そこまで行かないと持ち上げて貰えないの?

 当然のように誉められまくる後藤さんとゴミクズ扱いの柴田さんという図に。「俺の(言い方を)真似せぇ」と言われれば声マネして撃沈する、そんな柴田さんに、ショージさんが与えた励ましの言葉は

エンディングで頑張れ

何で?

 今週もゴミクズ扱いだった柴田さん、最後は「カラオケBOXさんちゃま」で「ガッチャマンの歌」の替え歌で「柴田の歌」にてこう歌われるのでした。

誰だ 誰だ 誰だ 負けん気だけは強い影
中途半端の 柴田
替え歌 歌い直したら
前の週より ヒドイ出来

「泣け」 泣け 泣け 柴田
「でも」 泣かない 柴田
マイナスキャラは 覆せない
おお 頑張れ 柴田

聴き終わったとき、柴田さんは今にも自殺しそうな声で「よく分かってらっしゃるなって……」と呟くのでした。最近はファンの人にも

中途半端だけど頑張ってね!」

と言われるそうです。柴田さんはその内カウンセリングに通い始めるんじゃないかと心配です。

 柴田さんの唯一の頑張りどころであるエンディングでは、さんま師匠が「これからは良いところ探すようにするよ」と反省。ところが柴田さんは「そうするとまた中途半端になるんで」と何故か拒否。さんま師匠は「今までみたいに貶して欲しいの?」と問うと、「それもホントの事かな、って思うんで……」と謙虚な姿勢を見せる柴田さん。そんな妙にしおらしい柴田さんにさんま師匠、

「そういうとこ、素直ないい娘さんやね

最後の最後で誉められて良かったですね。

 後藤さんのディナーショーは広尾でやるらしい。しかも、なんとさんま師匠の自宅から歩いて数分の場所と判明し、時間を細かく訊き出すさんま師匠。そんなさんま師匠にショージさん、

行けへんでしょ、どうせ訊いても

行ったらミラクルです。