「やぐちひとり」

 オープニングで、劇団ひとりから「この春樹の衣装は一回も洗ってない」という衝撃の告白。それに対して、矢口真里さんは

「でも臭ってきませんよ

そういう問題じゃ無い気が……。

 劇団が

「じゃあ洗っといてよ

時代が時代ならちょっとした告白をしても矢口さんからは「嫌ですよ」と冷たい返事が返ってくるだけで、このまま行くと胸の辺りが白〜くなってくるそうなので、春樹の夏服を公募することに。インターネットで応募出来りゃあ送ったのになーTシャツの胸と背中に「やぐち命」って書いた奴(絶対採用されない)。で、当然矢口さんには「ひとり命」って書いた奴を着て貰って……(しつこい)。

 ゲストはPaniCrew。前はなんか無意味にいっぱい居た気がしますが、いつの間にか三人に……というか、今回は一部が来ただけなのかな?確か、番組忘れたけどレポーター的なことやってた記憶も。「世界チャンピオン」って言われる度に「でもレポーターやってるしなぁ……」と微妙な気分になってたのを思い出しました。全く関係ないですが。

 PaniCrewからブレイクダンスを教わるやぐちひとり。劇団は「ポッピング」というなんかカクカクした踊り(ホントすいません)を教わりますが、どう見ても全身脱臼人間。対して矢口さんは、それなりにこなした上に、PaniCrewモーニング娘の踊りを

「暫く踊ってないから分かんない」

割と微妙な発言を交えつつ伝授。PaniCrewとのコラボダンスも難なくこなし、多分、この番組で片手で足りるぐらいの数の「矢口さんに感心する瞬間」でした。

 シンボル♪シンボル♪男のシン〜ボル〜〜♪ということで、帰ってきた「ウソCD」のコーナー。今回のテーマは「洋楽の日本語カバー」で、「オブラディオブラダ」(by カーナビーズ)と「バッド」(by 嶋大輔)。

 カーナビーズは、若干 16 歳のグループサウンズということでやぐちひとり興味津々。しかも歌詞が「太郎が花子に恋をした」と原曲完全無視の怪作。しかし、矢口さんが更に食いついたのは別のところで、劇団がカーナビーズの説明として「この(曲が出た)年の主な出来事は三億円事件」と言うと、矢口さんこの日一番張った声

「ほう!何ですか!

松尾伴内か。

 結局、矢口さんは「子供にも親しみがある」という理由で、「オブラディオブラダ」を選択。流れ出したマイケル・ジャクソン「BAD」のイントロに続いて、女の人の声で「ウソー!」(誰なんだお前は)。ということで矢口さん正解。しかし、実際カーナビーズを聴いてみると、開口一番

16 歳の声じゃないですよ!!

グループサウンズですから。

 見事正解したということで、エンディングはこんなやり取り。

矢口「わたし勝ちましたよ!」
劇団「はい」
矢口「ありがとうございま〜す!」
劇団「良かったねー」
矢口「は〜い」
二人「……」

 久々に観た、こんなにも中身のないやり取り。