「内村プロデュース」

 「内P忠臣蔵」をプロデュース。ホンモノの忠臣蔵セットを借り切ってまで普段通りのことをするその根性が素敵です。

 ここ最近の内Pは、出川が出ると全部出川に持ってかれるという、良いんだか悪いんだかよく分からない傾向にありまして、今回も例外では無し。「吉良上野之助」を演じさせてみれば、見事なまでに威厳のない吉良の出来上がり。妙にしっかりした台詞回しもおかしみしか誘わないという離れ業。

 極めつけは最後のスポーツチャンバラで、頭をはたかれて衣装の鉢金が下がり目隠し状態になりその辺を徘徊するという、テロップに「奇跡芸人」と最大の賛辞を贈られる展開。その後もはたかれまくりながらも目隠し死守という芸人根性も見せて、今日の主役は完全に出川でした。頑張れNO PLAN