「内村プロデュース」


 芸人魂チェック隊・大竹一樹編。オープニングで、「今日はNO PLANじゃないです」と言われて、凹む出川。三村曰く、大竹はプライベートを殆ど喋らず、知らない間に携帯のメモリーが増えているんだそうです。相方にも謎な、大竹の私生活は……。

 まずは三村がよく迎えに行っている大竹宅付近へ。大竹は、シャドーボクシングをしながらジョギングしていました。しかし、あっという間にバテる大竹。公園で爽やかに挨拶をしながら、鉄棒で再び、気温 39°の中シャドーボクシングする大竹。ベンチで休むと、近所のお年寄り達と談笑する大竹。気遣いを見せつつ、相変わらずのトイレの近さをアピールしながら、自宅へジョギング。

 自宅へ向かう途中、後輩のタカハシ(さまぁ〜ずライブのマイナスターズメンバーとしてお馴染み?)と合流。タカハシの三村批判(寝てばっかり、小遣いくれない)と正反対のことをしていると、そこに電話が。その電話に浮かない返事をした後、何故か黄色いワーゲン(ふかわと同車種)でどこかへ直行。日頃、大竹は黄色いワーゲン有り得ないと言っていたのに!とメンバーが言う中、ふかわは「でも一回だけ『ふかわのオシャレさだけは認める』と言われた」と暴露。それを受けて「相方として、無いな…」とボソッという三村。

 向かった先は、三村の通院先。辻カメラマンに突入させてみると、そこには、待合室で凹んでいる大竹の姿が。そして、診察室で医者から明かされる衝撃の事実。なんと三村は、実は複雑骨折で、もうグニャグニャなんだそうです!ショックを受ける大竹。「そんな医者いねぇよ」と笑う内村。「気付くでしょ!」ともっともなツッコミをする三村。しかし、大竹は「三村が居ないとダメなんです」「三村の足のためだったら何でも」と、相方愛を訴えます。それにちょっと本気で感動してる風な三村の顔が可笑しい。

 トイレをして、病院を出ると、タカハシに「三村の内緒のあっちの方行くから」と、一人でまた黄色いワーゲンでどこかへ。追跡すると、付いたのは某スタジオ。いつも通り、警備員をスルーしつつ辻カメラマン + 若干名を突撃させると、そこには大竹と談笑するずんのやすの姿が。タメ口で話す二人に違和感を覚えていると、大竹が「着替えてくる」と退出。しばらくして戻ってきたのは、なんとずんの飯尾!しかし、飯尾はメガネをかけ、大竹の声で喋ります。そう、大竹一樹飯尾和樹だったのです!!!!ずんのネタ合わせ中に、さまぁ〜ずのネタをしてしまう飯尾(大竹)に怒るやす。「間が変になってる」「声に合わせて動いてる」「動きが後追い」と容赦ないツッコミをする三村と内村。終いには「なんだこのライブ!」。

 さまぁ〜ずネタをふんだんに取り入れる飯尾(大竹)に、「さまぁ〜ずとずん、どっちを取るんだよ!」と迫るやす。そんなやすに、飯尾(大竹)は「ずんだよ!」と笑顔で迎えるのでした。大竹がずんのカズキになったところで、再び大竹スタイルに戻り、車をやすに預けてトイレへ。

 ここで内村がひとつの疑問を提示します。「本当に、何回もトイレで用を足しているのか?」。そう何回も行って毎回出るのだろうか、と。そこで、葉っぱにまみれた潜入カメラB型(手持ち)でトイレに辻カメラマンを突入してみると、そこにはトイレの中で、ママに電話している大竹の姿が!ママのことを過剰に心配する大竹。ショックを受ける相方・三村。でもしょうがない、ドキュメントだもの。

 そうこうしていると、何と今度は大竹を見失ってしまいます。先ほどのママとの電話で、「並木橋へ行く」と行っていたので、そこへ向かおうとすると、今度はバスが故障。仕方がないので、歩いて追跡することに。都合良く目の前にバス停があったので、それを待つことに。

 「一般車両を無許可で撮影はマズくないですか?」と心配する一同に「見つからなければ良い」と、お馴染み、いつもより更にコンパクトになった特製段ボールメガネを支給。これで完全に姿が隠れたところで、都合良く並木橋行きのバスが到着。「こんな表示のバス見たことない」と呟くふかわを尻目に、乗車してみると、そこにはなんと偶然大竹が!大竹は、見えてないはずの一同に微笑を浮かべながら(出川「俺見て」)、次の目的地へ向かいます。

 大竹が下車した先には、なんと外国人女性がまどろむ建物が。そこはなんとナイトクラブ(真っ昼間なのに)。またまた辻カメラマンを突入させてみると、丁度ショータイム中。しかし、客層バラバラな客席を探しても大竹は見つかりません。試しに控え室へ突入してみると、そこには化粧してメアリー(内村「芝居上手いなこの子」)と談笑する大竹の姿が!三村「なんですかこの茶番」。

 そして、いよいよ大竹、オンステージ。なんと一番人気で、バックダンサーを四人付け、チップをパンツにねじ込んで貰っています。大竹は、こんな裏の顔を。「放送して大丈夫?」と心配する一同に、やはり「しょうがない」と言う内村。ドキュメントだもんね。

 最後に、三村に一番印象に残ったのは?と聞くと、「俺の足がグニャグニャだったこと」。衝撃の事実でありました。本日の優勝トロフィーは、今日一番頑張った(三村「プライベートですよね?」)大竹一樹くんに送られるのでした。あー、面白い茶番だった。