「笑いの金メダル」
出演は、森三中、ヒロシ、ダイノジ、アンガールズ、三拍子、チャイルドマシーン。ゲスト審査員は、上田とすれ違う度に真剣にデートの申し込みをするKABA.ちゃん。お前ホントどっか行け。
まずはAブロック。
- 森三中
- 飛び交う訛り、嫉妬、下ネタ、バイオレンス。流石に、「ねたばん」でやったような恐るべきシュール世界では無かったものの、キャッチーでもない、地味でねばっこいネタでした。更に台詞トチりまくり、不思議空間全開。しかし、どこに行っても大島は弱い役。「山男だよみんな」
三宅から「演技力がある」と誉められた大島は、一日に二回泣くという。一回は、旦那（鈴木おさむ）が家を出るとき。そしてもう一回は、旦那が帰ってきたとき。村上に暴露され、素になる大島。お前は一体どうなりたいんだ。
- ヒロシ
- 毎回毎回、少しずつ少しずついつもと違うネタ織り込むのがニクイなー。段々、自虐でも何でもなくなってきてますけども。「ヒロコです」
有田FRIDAYによって明かされた、ヒロシのネタ帳の中身には、ヒロシグッズの計画が記されていました。Tシャツ、ステッカー、パチンコ、他にもギターなんかも……お前モデルのギターって何にも意味無いだろ。で、番組側がTシャツを試作。前にはヒロシの顔写真、背面には「サドルがありません」。激しく要りません。モデルとして登場した外人二人がヒロシより笑いをさらうのでした。
視聴者プレゼントするらしいですから、欲しい人は送るといいですよ。
大谷は昔、KABA.ちゃんにコップの裏側に「あなたが欲しい」と書いて告白されたことが……ってか、お前一体何人に同じ事やってやがるこのカバオがっ！
勝者は、ヒロシ、森三中と来てダイノジ。森三中があのネタで二位ってのが凄いです。モデルと一緒に並んで佇むヒロシが面白いです。
続いてBブロック。
- アンガールズ
- いつものショートコント連発。いつもよりは多め。相変わらず面白いので、特に改めて言うことも無し。「ジャンガジャンガジャンガジャンガジャンガジャジャジャジャ〜ン」に入ったときの、会場の狂ったような笑い声が印象的です。「ちょちょちょ、ターモーリさーん」
この芸風は、ふかわが「オチてるよ」と認めたことから、納得して形成されたそうです。カバオ曰く、アンガールズは男性女性オカマ全てから見てキモイそうです。カバオひでーな。
- 三拍子
- まだ結成して三年なんですねーふえー。ラスト30秒ぐらいの畳み掛けは素晴らしいと思いました。「かたつむりー」
高倉の相談、「久保はデブキャラがいいか痩せた方が良いか」に対して客席が回答。結果は「デブキャラ」。決まった瞬間に弁当が配給されるフットワークの軽い番組、笑いの金メダルです。
- チャイルドマシーン
- 樅野の目がずーーーーーーっと泳いでて、それが気になって気になってネタとか正直聞いてません。「やまもめん」
樅野が手品を披露。選ばせたカードが、有田に掴ませたカードの束をたたき落とし、その中から出てくる、という普通に凄い手品でした。これを見本無しに自分で考えたらしい。すげー。
勝者は、チャイルドマシーン、三拍子と来てアンガールズ。「ジャガジャガなら無限に作れるだろ！」と完全にくりぃむにナメられるアンガールズであります。
そんでもって決勝。
- アンガールズ
- ファッションモデル一本ネタ。実にひょろい世界です。山根が変なとこに食いつく、というパートがありますが、その食い付き方がまたえらい不自然で面白いです。ただ、こういう芸風だから、ショートコントの時と違って、どう終わらすかが難しいとこですよね。一本ネタだと踊るわけにもいかんし。「何がお前の欲望を駆り立ててるんだよ」
「一歩間違えばモテる」と言われるアンガールズ。田中曰く、「神様のイタズラなんですよ、この体にこの頭付けちゃえっていう」。神様ひどい。
結果はなんと、同点。最初戸惑う両者も、最後は抱き合って、何故か上田までが加わってわいわい喜びの円陣。微笑ましい。そんなわけで、両者に金メダルが与えられました。おめでとうございます。この様子を見て、上田が「意外にお前らちゃんとテンション上がる奴なんだな」と意外がるのでした。こういうときばかりは嬉しいらしいです。
来週は、二回目の金メダル大会だそうです。スパン短っ。ペナルティも相変わらず脱いでおります。スピードワゴンが 3 つめかかってるということで、色々楽しみです。
