「お台場明石城」


 冒頭でいきなり佐々木アナが声が裏返ってさんま師匠より説教から始まった今回。プレゼン週であります。奉行は、今週は湊さんの代わりに三宅恵介が登場。フルスロットルです。

 最初に、「もう僕の言うことは聞かなくて良い」と言い出すさんま師匠。その理由は、先日ニューヨークに行った際に呑まされまくり、トイレを大便をしたら便器が詰まって溢れ出て、それを見て気持ち悪くなって吐こうとしたらうんこ漏らしたそうです。しかもそのうんこが、所謂「漏らした!」という感じのやわらか〜い奴じゃなくて、しっかりした硬いうんこだったのがショックだったらしいです。

 しかし、三宅恵介はこんな行いさえ褒め称えます。「うんこを漏らすなんて笑いに必要な人だと改めて思いました」と。凄まじい提灯野郎です三宅さん。同じく感想を求められた水口さんは、さんま師匠そっちのけで「三宅さん面白い」と大絶賛。しかしこれが後に仇に。

 そして、ここで企画プレゼン前の注意として、毎度のように言っている「深夜でやり続けたいのか、それともホントにゴールデンに進出したいのか」というさんま師匠の問いへの、佐々木アナの「ゴールデン狙ってます」以外の返答が初披露されました。それは三宅さんの「両方やりましょう」。ダメだろ。

 今週からペースアップを図るために、二人のディレクターの企画を対決させる、という形式に。そこで登場したのが、チアリーディングで全国 2 位に入りながら、その実、他校から「うちの土台になってくれ」とお呼びが掛かるほど、ずっと土台だった女性 D。片や、元照明の男性D。この二人企画対決となりました。

 先攻は元土台から。「学生時代から温めていました」と始めたためにさんま師匠に「温めてるものって、大抵もう溶けてるけどね」と釘を刺されてしまいます。そして、出した企画が「冥土のみやげ」。よりによってそれかよ。「ダメやって言うたばっかりやないかい!」と怒られながらも、その内容は「人生最後の日をシミュレートする」的なものらしいです。

 それを受けて、さんま師匠が「人生最後に何したい?」と佐々木アナに振ると、佐々木アナは「結婚したい」と返答。「死ぬ前に、せめて籍は」ということらしいです。結婚する人可哀想すぎるわ。更に、水口さんに感想を求めると、水口さんは普通に回答。それに対して、三宅さんが「違うだろう!」と憤慨。三宅さん的には、ここで「三宅さん面白い」と天丼して欲しかったようです。社員が何やってるんだ。因みに、三宅さんは元々製作会社の人で、どさぐさ紛れに本社員になったそうです。こえー。

 対して、後攻は元照明。「スポーツする女の人が好きで……」と煽りを入れると、さんま師匠は激しく同意。「汗を拭いて頑張る姿はたまらん」そうです。あんた、そんなこと言って自分のラジオではスポーツするアイドル何人もこき下ろしてるやん。そして、提示する企画は「さんまのマイ・フェア・レディ」。スポーツ漬けの女性選手を、さんま師匠がデートしてあげて、マイ・フェア・レディに仕上げよう!という企画らしいです。

 これにさんま師匠は大ノリ。なんでも、学生時代、初めてデートした人がソフトボール部の人で、手にマメがあるのを気にして手を握ってくれなかった思い出があるそうです。これに佐々木アナは「可愛い思い出ですね」と賞賛。ここで止めておけばいいのに、その後サイテーな下ネタを繰り出してしまったさんま師匠。それをメモる三宅さん。「それ俺の」と止めるさんま師匠。そして、三度振られる水口さん。無理くり「三宅さん面白い」と「これでいいですか?」的表情で言ってしまう水口さん。それに対して、「今の水口はちょっと面白かった」と評す三宅さん。

 何なんだフジテレビ。

 デート候補者として、色々出すも、最終的に隣の元土台を挙げる元照明。この元土台こそ、スポーツばっかりで恋愛に恵まれてこなかった代表格らしいです。そんな元土台、三宅さんに「デート行くならどこが良い?」と訊かれ「富士山の見えるところに」と答えます。しかし、さんま師匠に「お前(の体型)が富士山や!」とツッコまれ撃沈。

 採択段階になって、水口さんに感想を求めると、「マイ・フェア・レディなら、元土台も出られるし」と返答。流石のさんま師匠も「こいつはテレビ出たいんじゃなくて、企画を通したいの!」と注意します。良かった、そこはちゃんと理解してあげてらっしゃるんですね。

 結局、企画は「マイ・フェア・レディ」を採用。来週、元土台とさんま師匠の、曰く「家出少女を連行しているかのようなデート」が展開される模様です。乞うご期待。

 しっかしフジテレビ、人材に事欠かねーな。ちょっとはテレ東にも貸してあげてくれ。