「トリビアの泉」


 「トリビアの種」の桜の花びら数えには、ちょっとうっすら感動すらしてしまいました。多分タモさんも八嶋さんも高橋さん(リニューアルver.)も同じ気持ちの筈。多分。

 見物人に「仕事ですから」と言いながら来る日も来る日も花びらを拾い続けたスタッフ、貼り続けたスタッフ。僕は彼らに心から拍手を送りたいのです。素晴らしい。

 長期ロケ(といっても一ヶ月弱ぐらいみたいだけど)ものだったけど、「めちゃイケ」とは違って、全編「機械的に作業していきました」というテイになってるのがまた素晴らしかったです。そして、あの結果が出るときのアッサリ感。終わった後喜び合ったりとかも何もなく、ただ発表するだけ。実に「バラエティ職人」の神髄を観た思いです。ああ、素晴らしい。

 これを「ヒマだねぇ」とか「そんなことやって何の得になんのー?」とか言う奴はみんな土下座しちゃえばいいんだ。このたった 10 分弱のコーナーに命賭けた魂が分からない奴なんかっ!(興奮気味)

 ただ、その魂に見合うほど面白かったかと言えば、それはまた別の話。やっぱり、桜の花びらじゃ、ちょっとメジャーすぎますわな。こう、もっと誰も調べないような、知りたくないような奴が良かったような気もします。「サッカーの芝生の本数」とか。

 あと、これのお陰で、先週あれだけ喧伝した「リニューアル」が実は高橋さんの頭だけでした、という二週に渡るネタも若干薄らいでしまったのも残念。フューチャーしすぎないのもトリビアの良いところですが、たまにはドッカーンと一発やって欲しかったところ。