「グリーン・ディスティニー」


 うっひゃああ……なんだねコレは。評判は聞いていたけども、まさか、ここまでとは思わなんだ。

 個人的に、完璧の一言。映画の完成度どうこうの「完璧」ではなく、僕自身の欲求に、100 %以上答えてくれているという意味での「完璧」。映画としての完成度なんて、私には分からん。考えて溜まるか!(何故キレる)

 男気満載の求道者。達人の未熟者。そして復讐者。この 3 人を中心に、素晴らしいぐらいに構成された、熱く儚い、求道者とはなんぞやストーリー。

 そして、何よりも淀みのないアクション!わたくし、初めて女の人のアクションで感動致しました。時たま、ワイヤーモロバレな揺れがあったりして、そういうのを見つけるとちょっと残念ですけども、それをものともしない呼吸、速度、そしてアクションが挿入されるタイミング。全てに於いて完璧。感動でありました。

 これで、日本が舞台で使ってる武器が日本刀だったりした日にゃあ、わたくし飛び降りちゃいますよ(どこから?)。