「さとうきび畑の唄」

 取り敢えず気になった点をいくつか。

 鍋が没収される時代に、カメラなんていう高級且つ、金属の塊を持ち続けるようなことが果たして出来るんだろう?ということ。多分、ああいうのは真っ先に没収されるんじゃなかろうか。

 オダギリ君は、「逃げなさい」と言いながら、あんな激戦地で隠れもせず、平地に突っ立ったたせておくというのはどういう神経ですか、と。

 火炎放射器で、直接ひとりを狙ったりはしないと思うけど。効率悪いし。

 修学旅行で沖縄行ったときに、映像よりもリアルな話を色々聞かされたので、このドラマのどうしようもない“つくりもの感”がどうにも……「戦争をなくしたい」という言葉がCMにもラストにも出るのだけど、それもどうにも空虚に、虚しく響く。

 さんま師匠はとても良い役だったと思いますし、その他の役もとても良かったと思うのですけど、なんとなく薄かったなぁ……と。