「特命戦隊ゴーバスターズ」

 ついこの間、アキバレンジャーでネタにされたばかりの「どっちがホンモノ?」ネタの解決方法が「どっちも攻撃すれば良い」ってのは雑過ぎて笑った。「雑」とは言っても、イエローのキャラに則した雑さなので問題無し。

 ただ、それ以外の部分は悪い意味で雑だった。「記者会見で、(ターゲットの)イヤリングを外すことすら認めない」のに人そのものを入れ替えるのは認めるというのが微妙に謎だし、もっと言えば「記者会見は中止出来ない!」と言っているのに記者会見に怪物乱入前提の作戦はOKなのもよく分かんない。

 女優の「私の夢」というテーマもあることだし、「記者会見を予定通り進めつつ、如何にして怪物の侵入を防ぐか」という作戦に結実させなるべきだったんじゃないだろうか。その結果として、失敗して奪われたけど……ということなら、今回のような動画オチでも良いんだけど。

 なんか、話数が進む毎にキャラクター重視の傾向が強くなってきていて、初期に標榜していた「作戦を遂行する特殊部隊」テイストがどんどん薄れて来ている気がするのだけど……スーパー戦隊としてはそれが正しいのかも知れないけど、折角目指したのだから最後まで完遂して欲しいんだけどなぁ、こっちとしては。