「ヤングタウン土曜日」

オープニング

 玉井さんの誕生日( 6 日)は、本当に何事も無かったように通り過ぎました。玉井さん曰く、

素通りってこのことですね

因みに、素通りしている間に、さんま師匠は「明石家電視台」の韓国ロケで、バギー競争をしたらそこにあった映画のセットを部族の小屋と間違え「殺される!」と焦って迷子になったりしていたそうです。何をしてんだ 51 歳。

前略のコーナー

 もうすぐ 20 歳(!?)の高橋愛さん。 20 歳になればお酒が呑めるということで、誕生日当日は藤本美貴さんとお酒を一緒に飲む約束をしてるそう。しかし、場所など具体的なことは何にも決まってないそうで、藤本さん曰く「普段飲みに行ったりとかしないんで」とのこと。

 それを聞いたさんま師匠は、「(アップフロントは)特に飲みに行ったりしない事務所」と指摘。更に「問題も多々起こったから……」と再び地雷を踏もうとしたさんま師匠に、思わず吹き出すショージさん。そんなショージさんに、さんま師匠の言葉には「そうですねー」と軽く流していた藤本さんが反応し、

「笑わないで下さい。また言い出すじゃないですかさんまさんが

よく分かっていらっしゃる。

 これには流石に憤慨したさんま師匠、「こら、どういうことや」と異様に覇気のない声で反論。ショージさんも「言って良いことと悪いことは分かってる」と援護射撃をしますが、何故かここでさんま師匠思い出し笑い

 何でも、「明石家電視台」のロケで若槻千夏とショージさんの料理対決を行った際、若槻にさんま師匠が「片想いの男と上手く行かなくて……」と振ったところ、若槻が泣き出したんだそうです。それにキレたさんま師匠が、「この間テレビで言ってたやないか!!」と怒りを露わにすると、若槻は泣きながらこう言ったそうです。

「あれは中国飯店です……

つまり、若槻がプライベートな食事会で喋った「片想いの男」の話を、さんま師匠は勝手にテレビ収録の場での発言と脳内で変換してしまったというわけです。いやぁ、立派なテレビノイローゼですね。

 流石にこれにはさんま師匠自身も驚いて呆れたらしく、曰くいつもテンションが一緒なのでどこで何を言ったか何がなんだか分からなくなってるとようやく自覚。そして、結論として

言うて良いことと悪いことがもう区別付かないから

なのでなるべく秘密は言わないで欲しいそうですが、隠していてバレたときは倍にして言うそうです。自制をしろ、自制を。

 そんなこんなで、高橋さんが 20 歳になった際には、藤本さんも入れてカラオケに連れていく、となんとな〜く約束するさんま師匠。その際の注意事項として、「酔ってタッチしても怒らんといてくれよ」と最低なことを頼むさんま師匠に、藤本さんは「タッチされない距離に居ます」と発言。この交わし方にキレたさんま師匠は、声を荒げて

「アホか! 近寄っていくわ!!

バーカ。

 リスナーから「柴田などが出演している回より、藤本・高橋コンビのときの方がショージさんのテンションが高い」との指摘が到着。安倍保田りんね時代、黙ってひとり保田さんの誕生日プレゼントを買ってきたという前科があるショージさんだけに、有り得ない話ではありません。

 藤本さんも、「ショージさん、愛ちゃんに優しいですよ」と半ば肯定の姿勢を見せますが、当のショージさんが態度を決める前にさんま師匠が「お前らショージのタイプじゃないよ」と勝手に断定。そしてそのまま「ショージのタイプは誰か」をやっぱり勝手に考え始めたさんま師匠に、ショージさんは恐る恐る一言。

「すいません、タイプ、僕に決めさせて貰えませんか?

ごもっともー!!

 というわけで、改めて「両方タイプです」とショージさん自身が肯定すると、さんま師匠は即座に

違う違う違う

あんたどの立場なの。

 結局、さんま師匠曰くショージさんのタイプは、ハロー!プロジェクトで言うと「お前らでも無いし、圭ちゃんでもないし、中澤でも無いし、なっちがちょっと掛かってて、一番は吉澤」とのことでした。最後は諦めたのか、ショージさんも「そうですそうです」と肯定。こうしてイエスマンは作られます

 因みに、安倍保田りんね時代、ショージさんはリスナーに問い詰められて保田さんに「圭ちゃんみたいな子、好きよ」と面と向かって告白したことがあります。イタイことを言わせて頂きますと、わたくし当時は本気でさんま師匠には安倍なつみさんと結婚して欲しかったし、ショージさんには保田圭さんと結婚して欲しいと思っておりました。あぁ、無念。

 今、カマ社長ことトミーは釈由美子山本梓のスキャンダルのお陰で、新たな若手タレントの育成に躍起なんだそうです。そんなトミーのことを想って(?)「女って大変やねんで!!」と全国のマネージャーの代弁を始めるさんま師匠。

 曰く、開き直る女、泣き出す女と色々大変だそう。これにはスタジオの外で大きく頷く高橋さんと藤本さんのマネージャー。大変なんですね……。これに気を良くしたさんま師匠は、「彼氏が出来たら言っといてね、と言っても大体言わない」「だから週刊誌から電話掛かってきてびっくりする」「後処理が大変」と饒舌に代弁した後、「そうやなぁ?」と外の高橋さんと藤本さんのマネージャーに振りますが、その反応はさんま師匠曰く

男関係は頷かへんわあんまり

分別のあるマネージャーで良かったですね。

 それでもやっぱり続けるさんま師匠。「みんながみんな公務員のようにキチッとしているわけじゃない」「ちょっとしたことで仕事休まないかん」と代弁を続けた後、最後は何故か

「と言うたかてな、体は火照るしな

行動基準がエロしかないのか。

 当然、ショージさんは「先生、その話はまた後で」と制止に入りますが、何故か急にここで藤本さんが「火照る?」「先生はいつ火照るんでしょ?」と興味津々に質問。ケッ、このエロガキめ!(こら)この質問に、さんま先生は

「俺ね、 40 年ぐらい火照ってるね

藤本さんは更に「火照りっ放しですか!?」と食い付きますが、流石にここでショージさんが本気で制止して別の話へ。フジモン……。

 最近、「ハロー!モーニング。」に吉本芸人が沢山出演中。そこで、ショージさんに打診は無いのかというリスナーからの質問に、「無い」と明言するショージさん。曰く、

ハロー!モーニングはやってないけど、ハローバイバイとはやってますけどね

その情報は結構です。

 「番組に来た芸人」の代表として、島田珠代、HG を藤本さんを挙げた後、何故か昼メシくんを挙げる高橋さん。ショージさんも昼メシくんを知ってるらしく、3 人から「昼メシくん」について説明を受けた(「芸がひとつしかない」「一反もめんとか言う」「カーカー言いながら出てきてカーカー言いながら帰る」)さんま師匠は、徐々に興味が出てきたらしく、

「一遍説教せなあかんな

大変だ昼メシくん!!

 その昼メシくん話の合間に、「今の若手芸人の現状」と「自分達の若手時代の状況」を語るさんま師匠。今や、「舞台の持ち時間 1 分」とか「オンエアが 30 秒」とかザラな芸人達。さんま師匠がネタ番組やってたことは、ひとり 8 分だったそうで、ショージさんからルミネの現状(「舞台が」8 分、長くて 12 〜 3 分とのこと)を聞かされて、さんま師匠は驚くばかりでした。

ヤン土ボケ講座 featuring ショージのコーナー

 藤本さんが多少頑張ったものの(「野グソより酷いモノ!」と要請されて出た答えが「佐藤さん」佐藤さんに恨みでも?)、やはり全体的には酷い出来な二人。これにキレたさんま師匠は、「誕生日に飲ませへん!!」と勧告。これに、藤本さん

呑んだ方がイケるかも知れませんよ?

あんた自分が何言ってるか分かってる?

 これには流石のさんま師匠も、

ヤングタウンでな、モー娘が酔っ払ってな、スタジオで喋ってたらな、俺すら注意するわ

個人的にはちょっと聴きたいけどね、ほろ酔いのフジモンと高橋さん。

リスナーを癒せませんのコーナー

 全く成長しない高橋さんに、「もう漫画読むな!」と勧告するさんま師匠。一度目は、なんと無視という最強の手段を取る高橋さんでしたが、そんなんで逃げられる筈もなく、更に怒りのボルテージを上げて怒られ、そしてこうアドバイスされました。

週間実話、並びにエロトピア、そういうのをチョイスして読め

どんな人間に育てる気ですが。

 その後も相変わらずダメダメな高橋さんですが、何故かショージさんだけ「かわいかった」と擁護。藤本さんは「ショージさん、愛ちゃんだけに優しいんですよ」とちょっとしたジェラシーを醸し出しますが、さんま師匠曰く

高橋を利用して吉澤まで行こうとしてる!

あんたのタイプ判断は絶対か。その横で、「そうなんですか!?」と割と真剣なトーンで言う高橋さんが可愛らしいですね。

カラオケ BOX さんちゃま

 「さっちゃん」の替え歌で「愛ちゃん」。「♪愛ちゃんはね チ行が苦手ってホントかな」「♪愛ちゃんはね 早口言葉も苦手なの」などの歌詞に合わせて高橋さんがそれぞれ実践するわけですが、高橋さんの早口言葉の言え無さ具合が殺人的かわいさだったことは特記しておきたいと思います。

エンディング

 先週、高橋さんに腕時計を誕生日プレゼントとしてあげる、ということを一応約束したさんま師匠は、何故か今週になって急に「玉井とペアであげる」と言い出します。その理由は「高橋だけにあげると、玉井の方が誕生日通り過ぎてんのに、僕の方が付き合い長いのに、ってなるから」という気遣いとのこと。

 が、当の玉井さんは

「僕の場合、 5 年ぐらい遡って頂かないと

曰く、「 6 年前に 5 万円現金で貰ったっきり」だそうです。さ……殺伐……っ!

 より具体的な希望を高橋さんに訊いていくさんま師匠。ところが、最初は「色は?」などと訊いていたのに、段々「いつか買わなきゃいけない」「流行りのもんでなくてもええんやろ?」「スポーツウォッチでええやろ?」とひとりで勝手に次々妥協していくさんま師匠に、流石の高橋さんも何かに気付いたらしく、すごーく無感情な声で一言。

「もう何でもいいです

諦めたらそこでお終いですよ!!