「ヤングタウン土曜日」
オープニング
今年は散るのが早く、桜を観られないまま終わったというさんま師匠。しかし、さんま師匠はいつもの「人は『花鳥風月』の順に老いていく」論を展開し、まだ自分は花を綺麗とは思わないから大丈夫、と力説します。すると、隣のショージさんがせせら笑いながら一言。
「あんた花の前からボケてはります」
既に老いなど敵ではない。
以前、さんま師匠が藤あや子と約束した「ショージさんと坂本冬美の共演」が、先日実現したとのこと。番組が終わった後、さんま師匠は本人そっちのけでショージさんとの食事に坂本を誘ったそうで、その横でショージさんは「もうちょっと待って」「坂本さんだってこんなタレ目のおっさんと……」(高橋さん「えー」)とネガティブモード全開で大慌てしてたそう。大マジです。
結局、さんま師匠と坂本がよく行ってる寿司屋で待ち合わせをほぼさんま師匠の強硬交渉で決定。さんま師匠も、カラオケで本人の曲を歌って貰うという野望があったため、やる気満々で食事会に乗り出したんだそうです。すると、ここでさんま師匠は「前、誕生日に浅田美代子と浅丘めぐみに『赤い風船』と『私の彼は左利き』を歌って貰った」話を延々 1 分近く喋り始めます。
最初は大人しく聞いていた一同でしたが、痺れを切らしたショージさんがおそるおそる一言。
「すいません、そろそろ坂本冬美さんの話して頂けませんか」
高橋愛さん「そうですね!」藤本美貴さん「そーだぁ!」。みんな思ってたんだ。ショージさん曰く、「このまま『ヤングターウン!』って言いそうだったんで」。
ようやく話は戻り、結局カラオケは断られたそうですが、一応寿司やでの食事だけは確約。当日、時間にさんま師匠とショージさんは一緒に待ち合わせ場所に向かいながら「絶対ドタキャンされるよなぁ……」と思ったそうですが、実際はちゃんと坂本は待っていてくれたそう。
ところが、ここの寿司やの大将が坂本の大ファンだったため、ショージさんを完全に敵視。ショージさんが「坂本さんと写真撮ってもらいまして……」と言えば、奥から自分のツーショット写真を持ってきて比べ、ショージさんが「扇子貰ったんです」と言えば「匂い嗅がせろ!」と醜い争いを繰り広げ、仕事中なのに酒をかっくらい、完全に舞い上がる大将。
挙げ句、「おまかせ」を注文したさんま師匠に散々勝手に貝類を出しておいて「さんまさん、貝好きだね」とのたまい、偶然居合わせた大竹しのぶさんに「貝嫌いな方じゃない!」と言われたりしたんだそうです。それでも大将はショージさんと坂本冬美カルトクイズで対決中。
更に、坂本のマネージャーが「さんまとショージ」という面子を大いに心配し、なんと大将の奥さんに坂本を帰らせるように促すなどの裏工作を開始。どんどん外堀が埋まっていく中、ショージさんと大将はずーっと坂本冬美カルトクイズで対決。いい加減にしろ。
しかし、そんな大将もさんま師匠によくうんこを漏らすということをバラされて、翌日に敗北宣言。曰く、「うんこ漏らすなんて知られたらもうダメだ」だそうです。見事勝利を収めたショージさんは、今回の収録前にも二回扇子の匂いを嗅いできたそうです。幸せで良かったですね……。
因みに、さんま師匠の計らいで坂本の電話番号をゲットしたそうですが、流石に電話は掛けられず、今はショートメールで 50 文字に収めることに四苦八苦してるんだそうです。高橋さん「ショージさんかーわいいー」。 50 の春ですな。
これからの予定としては、今度は坂本冬美・藤あや子の親友コンビと一緒に食事〜カラオケを狙っているというさんま師匠。「ショージは坂本冬美さんやから、藤あや子さんは自然と俺になるよな」と相変わらず勝手なことを言うさんま師匠(っていうか、藤あや子ストライクゾーンだったんですか?)。
すると、ショージさんは「冬美さんは『堀の深い人が好き』って言ってたから、ひょっとしたらさんまさんに、俺が藤あや子さんの方に」と言い出します。が、さんま師匠は「自分は堀深くない」と否定し、ショージさんと二人で「堀の深い人」の例として名前を出しますが……
「インミョンボン」
誰?
「インモンギョンゴー」
誰??
「ドンチャンゴン」
誰???
「チンドンゴン」
誰????
「ヨンピョンノン」
いい加減一人ぐらい正解出せよ。
前略のコーナー
渡辺正行がフライデーされたそう。その報告があった当日は「からくり」の収録があり、「番組内でツッコむべきか」で相談したんだそうです。結論としては「奥さんにとっては良い話題ではないから触れないでおく」ということに収まったそうで、さんま師匠曰く「どうせ次の収録(次週の木曜)には世間は忘れてる」とのこと。
ここで、急にさんま師匠は「君たちのメンバーで事件起こして休んでらっしゃる方いらっしゃるじゃない?」と言い出し、続けて
「もっと早く出てきても大丈夫よ」
玉井さん曰く「今日は大丈夫」なんだそうです。その所為か、思わず「はい」とちゃんとした返事をしてしまう藤本さん。後で怒られないといいですね。
「今日は大丈夫」なので、まだまだ話を続けるさんま師匠。「今は情報のペースが速いから、すぐ流れてしまう」「長く休んで復帰、の方が目立つ」と力説するさんま師匠。曰く、昔はひとつの記事で半年は引っ張られたし、そもそも 1 億人のうち十数万人しか読んでないのだから、知らない人の方が多いのだから、とのこと。ホントに、安倍さんも戻っておいでよ。
そういうことをゴルフに行った際、渡辺にも言ったそう。ところが、最初は「女の人のマンションから別々に出てきたところを撮られた」と言っていた癖に、後で「実はラブホテルから出てきたところを撮られた」と白状。これに様々な意味でキレたさんま師匠は、「嘘つくな!」「 50 のおっさんがラブホテルってダサイわ!」「ホテル取れ!」と経験者からの説教をしたそう。
さんま師匠が「ラブホテルから出てきたのが失敗やった」というと、藤本さんも「ホテルだったら他にあったのかな、って思えるけどラブホテルだと『絶対そう(そういう目的だった)じゃ〜ん』って思っじゃう(イメージが悪い)」と同調。ここに更にさんま師匠は加えて
「そんで休憩やねん」
あんたは渡辺をどうしたいのだ。
こんな感じで、告白されたゴルフ大会でも落ち込んで語る渡辺をよそに、さんま師匠や所ジョージさん、上岡龍太郎ら計 16 名は、奥さんのモノマネなどを交えつつ、完全にネタにして大爆笑の嵐だったそうです。その輪の中心で、渡辺はこう思ったそう。
「何でこんなメンバーに言っちゃったんだろう……」
大爆笑の輪の中で、一人落ち込む渡辺を考えると涙が出そうです。自業自得ですけど。
因みに、このとき渡辺が一番心配したのは
「僕のイメージが……」
さんま師匠「お前、どっちか言うたら載ってるイメージや」。良かったね(?)。
オープニング最後の自己紹介で、高橋さんのイントネーションがずっとおかしいという地味すぎる指摘が到着。なんと同録テープまで流して検証しますが、イントネーションというよりは音程がおかしいという検証結果に。無理矢理文章化しますと、
「たかはしゃーあいです(→→↑↑)」
という感じ。
こんな検証結果でも、相変わらず「訛りは取れた」と言う高橋さん。相方の藤本さんですら「取れてないよー」と呆れますが、さんま師匠は「訛りも武器やからな」と珍しくフォローします。しかし……
さんま「訛りも武器やねやろ? 高橋の」
高 橋「ですか?」
さんま「知らんがなそんなの」
高橋さん、あんたって人は……。
いつぞやの「藤本さんはさんまさんに惚れている」という仮説に関して、「もう既に、昔からリスナーには分かっていた」という報告が到着。このリスナー曰く、去年末「大塚愛に似てるなぁ」と言われた藤本さんが「じゃあ私でいいじゃないですか」と言ったことを「他の女に目を向けないで」というラブコールなんだそうです。さんま師匠、
「浮かれポンチは気付かず……」
藤本さん、「気付くの遅すぎですよ〜」「浮かれてるからだ〜」とニヤケ顔で大喜び。つか、何でフジモンそんなノリノリなん?
この話で、何故か飲みに行くと女の子よりずっとさんま師匠を観て、さんま師匠にインタビューし、たまにさんま師匠が女の子と喋ると嫉妬の眼差しを向けるという、堀内健、ビビる大木、モンキッキーの話を思い出すさんま師匠。何でも、先日は女の子達が怒り出すのも構わず、こんな質問まで受けたそうです。
「『いいとも』でタモリさんがこう言ったときこう返されたとき、どんな気持ちでしたか?」
その気持ち分かるわぁ……。
話は何故かノリノリで「好きですよ」と言う藤本さんに戻り、さんま師匠は「そんな言い方おもんない」と言い出します。ここは流石に、さんま師匠の性癖に触れてきた藤本さん、「好きかもしんない」等惜しいとこで攻めますが、それでもさんま師匠は「ちょっと違う」と注文を付けます。ってか何のコーナー?
すると、ここでショージさんが助け船。
「今日、寿司屋行こか」
これでも藤本さんは「カラオケも行きますよ」とまだまだノリノリなのでした。ってか、ホントにどうしたフジモン。あれか? 最近誰かにフラれたのか?(こらこら)
ここで、再び寿司やの大将の話を始めるさんま師匠。何でも、オープニングの後、完全なるヘベレケになった大将は、ショージさんにべったりになったそうです。どれぐらいべったりだったかと言うと、全然関係ないのに駐車場に付いてくるほど。
さんま師匠曰く、
「あの会合は、寿司やの大将がショージに一目惚れした感じ」
最終的に坂本冬美関係なし。
因みに、この大将は「ケンさん」という名前で、自分を高倉健だと勘違いしてるそうです。そんでもって、嘗てカツオの板の裏に客とのプリクラを貼って離婚直前になった経験を持っているんだとか。えーと、誰かこの情報もっと欲しい人居る?
一応付け加えておくと、この件で奥さんが怒ったのは「仕事場に女が立つな!」と日頃言ってたからで、散々罵られた挙げ句泣き出した大将は、その夜酔ってラーメン作ったところ白い煙が上がって奥さんに「自殺や!」と思われ、その後側頭部を蹴られたそうです。愛すべきケンさんですね。
ガッタスの面子が審判の資格試験に挑戦した、という話題で試験を受けない「どん臭いチーム」(by さんま師匠)なキックベースの話に。この間、高橋さんは紅白戦をしたそうですが、「体育館が広い」というのを伝えるだけで 30 秒も掛かったりと全く要領を得ない高橋さんのトークの所為で完全に話が停滞。
そして、さんま師匠の「何打数何安打だったの?」という質問を皮切りに、久しぶりに高橋さんのイライラするトークが発動してしまいます。いくつか抜き出しますと……
さんま「何打数何安打だったの?」
高 橋「 11 対 7 でした」
藤本「全部で何回蹴ったの?」
高橋「全部で 5 試合」
さんま「何回打席に立ったの?」
高 橋「結構蹴りましたよ」
僕は、たまに「高橋さんは、その内誰かに本気で殴られるんじゃないか」と心配になることがあります。
ヤン土ボケ講座 featuring ショージのコーナー
ぶーやんがCM中に買ってきてくれたフライデーの記事を確認するさんま師匠。それによると、渡辺はあんなに落ち込んでいたくせに、実際は笑顔で取材に応じていたようです。あのウソツキめ……。
更に、記事には
という完全にとばっちりな一文もあったそうで、この一文にさんま師匠は強気にこう一言。
「余念はある」
そろそろ落ち着け。
コーナー自体はいつも通りダメでした。終盤のさんま師匠のブチギレを前にして、無理矢理「やったー!」と喜べる高橋さんは意外と大物かも知れません。
リスナーを癒せませんのコーナー
宛名読みで詰まる高橋さん。高橋さんに読み方を訊かれた藤本さんが教えたのは……
「神戸市の……」
流石のさんま師匠も絶句。
同じく、宛名読みで「横浜市のテッテケテーさんです……」と言ったところで慌てて訂正する藤本さん。言い直したのは
「テッテケチーさんです」
思わずショージさんも「どっちでもええわ!!」。
あまりにも出来ない藤本さんに、さんま師匠は「ハァハァ入れろ」と最っ低のアドバイスをするさんま師匠。これを忠実に行った藤本さんの台詞を聞いて、さんま師匠は静かに一言。
「俺はエロの塊か」
今頃お気付きですか。高橋さんも割とマジで「怖ーい……」。
カラオケBOXさんちゃま
「恋のフーガ」の替え歌で「愛と美貴」(全然掛かってない!)。内容が要約すると「これからも宜しくお願いします」という内容だったため、「普通の挨拶やないか」と不機嫌になるさんま師匠。ショージさんも思わず同情して一言。
「喋って怒られ、歌って怒られ、ずっと怒られっ放しお二人さん」
いつか誉められ続けるといいですね……。
エンディング
「バキューン! バキューン!! バキューン!!! バキューン!!!!」
というショージさんのSEで始まる「リスの日」の告知に合わせて、「来週、田中れいなちゃんが来ます」と報告する藤本さん。やったネ!
「田中ちゃんも 16 やからあんまり怒れないしな……」と言うさんま師匠は、「(本来フォローしなければいけない)お前らがこんな無様な情けない……」と説教しますが、まるで響かない藤本さんと高橋さん。若干キレかけたさんま師匠は、「『このおっさん何言うとんねん』って思うとんのか?」と問うと、高橋さんは関西弁チックなイントネーションで
「オー、ソンナソンナ」
勿論、この後「お前舐めてるやろ?」とさんま師匠の怒りが倍加。その勢いに乗って、「『神戸』を何て読もうとしたんや!」と問うと、高橋さんはすっとぼけた調子で
「暫く見掛けなかったんで……」
神戸市民の皆さんは殴らないであげて下さい。