「ペポカボチャ」
- 出版社/メーカー: TDKコア
- 発売日: 2003/03/26
- メディア: DVD
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バナナマンのビデオは初めて観る(「君の席」シリーズ除く)のですけど、内容以前の部分が……。音はズレるし、雑音は入るし、画面は揺れまくるしと、正直ビデオとしてはあんまり誉められるもんじゃなかったです。別に視聴不可能、って訳じゃないけど結構見辛く、残念な感じでした。
でも、内容の方は期待通り面白いもので満足でした。全体的に、割と密度の高い設定を背景に掛け合いをする二人芝居という印象。登場人物一人ずつに、生まれてきてからそのコントで演じられてる瞬間までの人生をちゃんと説明できてしまうような感じ(あくまで「感じ」であって実際どうかは知りません)を受けました。
更に、そういう設定の割には役割分担はしっかりと成っていて、ほぼ全てのコントに渡って設楽はスカしてるし、日村はほぼ全てのコントで声を張り上げています。だから、それぞれのコントの「作り」はそんなに違いは無いように思うんですが、それでも後から思い返してもそれぞれのコントの印象が違うってのは凄いなぁ、と思いました。
個人的に収穫だったのは、前に「お笑い登龍門」でやったネタの完全版が観られたこと。「お笑い登龍門」でも随分長くやっていたけど、ホントはもっと長くて色んな仕掛けがあって、「すげぇなぁ〜」と感心した次第です。