安倍なつみ「陽光(ひかり)」

陽光


 明日発売のはずなのですけども、既に売ってました。

 ざっと読んだ感想は、ナインティナイン片岡飛鳥、果ては長井秀和まで出てくるのにどうして明石家さんまの名前が出てこないんだ!……というのもありますが、それ以前に同じヤンタンレギュラーだった保田圭さんとりんねさんの名前どころか写真も出てこないというのは一体どういう意図なんでしょうか。あんた地味に酷いことするね。まぁ、りんねさんに関しては色々事情があるんでしょうけども、保田さんぐらい出してやりゃいいのに……そういうもんでも無いですけど。追記:ちゃんとお二人とも写ってました。すいません。

 内容の方は、要するに「わたしは素晴らしい環境や友人に恵まれた、だからこれまでも、これからも頑張れる」ということを、人を変え状況を変え言葉を変え、繰り返し繰り返し何百ページの文章と写真で書いているだけなので、感想としては一言、「良かったですね」で済んでしまう一冊でありました。この「良かったですね」は、安倍さんへの思い入れ如何で色々とニュアンスが変わってくると思いますが、取り敢えず「これからも頑張ってください」と思える内容となっておりました。

 ただ、これは個人的な嗜好ではありますが、自作の詩とか自分のことを「普通の子」と強調したりというのは本気で止めた方が良いと思いました。